脚本分析が出来ない奴は食っていけない!

みなさん、こんにちは!

イヴァナ・チャバック・ワークショップ・ジャパン
認定講師の真弓紗織です

ブラッドピット、ハルベリー、シャーリズセロンなど、多くのハリウッドスターを生み出し続けているイヴァナチャバックも、脚本分析の重要さをいつも語っています。

脚本家の意図を読み解く重要性

脚本分析は自分の感覚で行うものではありません。
脚本家の意図を読み取ることが重要です。

ディズニーランドを思い浮かべてください。
「夢と魔法の国」と言われるディズニーランドには、ミッキーマウスやミニーマウスなどが存在します。でも、そこにドラえもんやアンパンマンは存在することが出来ません。
個人が素晴らしいヒーローだったとしても、ディズニーランド(全体像)からずれていたら、歓迎されるわけはありません。

また、どんなに料理上手であったとしても、そこにある素材で「誰」と「何」を作るのかを読み取れない限り、まわりから「余計なことをするな」とか「言われたことだけをやってくれ」と言われてしまうのではないでしょうか。

演技は楽しい!という原点に戻ろう!

イヴァナチャバックの演技術、チャバックテクニックの特徴は、その再現性と、普遍性です。
誰しもが、このテクニックを順番通り、段階を踏んで学んでいけば、誰もが、必ず、効果を実感する事が出来ます。

そして、効果の出るテクニックを使いこなせるようになることで、更に脚本分析や、演技をすることが楽しくなっていくはずです。

自分が演じるキャラクターが、「なぜ」その物語に存在するのか。
自分が演じるキャラクターが、「なぜ」その性格(状態)なのか。
自分が演じるキャラクターが、「なぜ」その相手に固執しているのか。
自分が演じるキャラクターが、「なぜ」笑っているのか。
自分が演じるキャラクターが、「なぜ」泣いているのか。
自分が演じるキャラクターが、「なぜ」怒っているのか。

イヴァナが生み出した「12のステップ」は、見えないもの(キャラクターたちがなぜそうなるのかという「理由」)を見える化してくれるツールです。
これに沿って行っていけば、必ず確実な分析ができるようになっていきます。

このクラスでは、キャラクターの「なぜ」を追求する「ステップ1」から「ステップ3」を、徹底的に行っていきます。そして、深層心理を追求するためにイヴァナのテクニックでは必須となっている感情日記(本ではステップ11に載っています)のやり方を追求することで、「ステップ4(代替者)」を出しやすくなれるようにガイドします。

ぜひステップ1からしっかりと一段ずつ習得していっていただけますように!

皆さんの参加を心からお待ちしております。

※感情日記をマスターしたい方は、『感情日記体験会』への参加をおススメします。
※ステップ4以降をマスターしたい方は、『脚本分析上級編』へのご参加をお勧めします。

チャバック流 脚本分析入門編 講座内容

映画のワンシーンを課題にして、脚本の分析とキャラクター分析をしていきます。
①ステップ1(全体の目的)
②ステップ2(シーンの目的)
③ステップ3(障害)
その後、イヴァナのテクニックでは必須となっている感情日記(本にはP269に載っています)を使い、代替者(ステップ4)を出していただきます。
※課題は、開催月の一週間前にお渡しします。

開催日時

・10/4(水)9:00~12:00

・10/11(水) 19:30-22:30

参加費

3000円(税抜き)

チャバック流 脚本分析上級編 講座内容

<クラスの内容(上級編)>
映画のワンシーンを使い、ステップ1から勧めるところまで進んでいただきます。
それぞれ自分が出来るところまで準備して来てください。
ご自身の準備して来てくださったところまで進めていきます。
①ステップ1~3(キャラクターの分析)の確認。
②ステップ4:代替者の確定
⇒代替者を出す時は、必ず感情日記(本のp269に書いてあります)を使います。
その使い方がわからない方は、脚本分析入門編にご参加ください。
③ステップ5:セリフを代替者とのストーリーに置き換える
④ステップ6:ビートを区切り、ミニ目的(アクション)を立てる。
④ステップ7:シーンの目的を取るために最適なMBを考える。
⑤ステップ8:シーンの目的を取るために、効果的な場所や第四の壁を考える
⑥ステップ9:ステップ6に沿ったドゥーイングを考える。
⑦ステップ10:ステップ5~9を確定した上で、インナーモノローグ(頭の中のセリフ)を考える。
⑧ステップ11:キャラクターの過去の状況(なぜそれを渇望しているのか)の再確認をする。

開催日時

・10/17(火) 9:00~12:00

・10/24(火) 19:30-22:30

参加費

3000円(税抜き)

この講座はこのような方を対象としています。

  • 実際のテクニックの具体的な使い方を現場で学びたい
  • テクニックの使い方のコツを学びたい
  • 東京ワークショップの演者の様に、実際にチャバックテクニックを活用したワークを体験したい
  • 他の方々の脚本分析や、テクニックの活用方法に触れてみたい
  • その上で、自分なりの分析法を確立したい
  • 本を読んで学ぶのが得意でないので、実際のステージで体験してみたい
  • とにかくまず、実践的にテクニックを体験してみたい
  • 一度、クラスなどを受けて試したが、難しいと思い、使うのを止めてしまった。
  • 感情日記が苦手で、結局、使うのは無理だと思っている。
  • 座学だけ受けたが、頭がいっぱいいっぱいになってしまった。
  • トライしたが、あまりにもネガティブにフォーカスし過ぎて、
    演技の楽しさを忘れてしまった。
  • 使っているが、どうしても「難しい」と感じている。


講師

真弓紗織

チャバック・スタジオ認定講師