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パンデミック後の日本と世界に新たな希望を！！
Ivana will be back in Tokyo in 2023!
２０２３年、イヴァナ・チャバックが３年ぶりに日本に戻ってきます。
前回の来日は２０２０年２月、まさにパンデミックの直前でした。
その時は、まさか世界がこんな風に変わってしまうとは、誰が想像したでしょうか。
世界規模で起きたコロナ騒動は世界を変えました。
エンターテインメント業界も、世界中で大打撃を受けました。
映画や舞台の制作はのきなみ中止や延期となり、演技関係の仕事も大幅に減りました。
これを読んでいるあなたも、この3年間の間に
今までに体験したことがないような、
圧倒的な無力感を経験したり、
世の中から断絶されてしまった！という想いに囚われたり、
被害者意識に流されたり、
猜疑心の塊になってしまったり、
コントロールを失ってしまった！
と感じたり、
絶望的な想いに襲われたことがあるのではないでしょうか？
パンデミックによって味わされた圧倒的な絶望感
こんにちは。白石哲也です。
「イヴァナ・チャバックの演技術」を2015年に翻訳出版して以来、ほぼ毎年イヴァナを日本に
招聘し、LAブートキャンプというLAでの集中演技プログラムも主催してきました。
そんな僕が、コロナの猛威を身を以て体験したのは2021年の夏でした。
LAブートキャンプ開催のために渡米した直後、発熱と頭痛が発現、その後2週間に渡り
人生で経験したことがないような痛みに苛まれる、という想定外の事態に見舞われたのです。
あの時の頭痛は本当に辛くて、1週間以上まともに眠れないという地獄のような苦しみを体験しました。
一瞬、このまま死んでしまうのかもしれない、とさえ思いました。
ちょうどベッドに伏して苦しんでいる時に、千葉真一さんの訃報のニュースが飛び込んできたりして、
改めて、人生の儚さ、生きているからこそ果たせる自分の使命、そういったことを噛みしめる日々でした。
まさかの主催者不在のイベントとなったLAブートキャンプは、全くコントロール不能の状況に陥り、
絶望の縁に追いやられました。
僕たちを信頼してLAまで来てくれたみんなを放置したままで、自分ができることが全くない・・・
そんな圧倒的な無力感に襲われていました。
絶望を希望に変える時
そんな絶望的な状況の中、一つの光がありました。
他でもない、イヴァナ・チャバックとの関わりです。
パンデミックになる前も、パンデミックになった後も、イヴァナは僕たちに
揺るがない姿勢と信頼の態度を見せ続けてくれていました。
「トラウマをパワーに！」がイヴァナ本人の教えです。
パンデミックの最中も、彼女はその教えを自ら実践しており、絶望的な状況にあっても、僕に適切な指示を与えてくれたのです。
僕が病床に伏していようとも、考えうる最善の措置を取り、ブートキャンプを実施できるよう対応してくれました。
結果、ミラクルが起こりました。
参加者が自分のネットワークを使って代わりの通訳者を見つけれくれたり、Zoomで僕の滞在先とスタジオを繋げる策を見出したり、絶対不可能と思えた主催者不在のブートキャンプをやり遂げられたのです。
イヴァナというメンターの圧倒的なエネルギーに支えられ、僕は最大級のピンチを乗り越えることができたのです。
そう、これこそまさに、人生におけるチャバック・テクニックの実践でした。
イヴァナと共にパンデミックを乗り越える
僕は、この体験によって改めて、日本人にイヴァナの教えを伝えるという
僕自身の使命の重要性を再確認することになりました。
彼女が40年以上、ハリウッドでスターたちを勝者に育て続けたのは、伊達ではないことを、
このパンデミック中にもずっと見せつけ続けられてきました。
イヴァナ自身、自身のスタジオ設立を全面的にサポートしてくれて、
著名な映画監督でもあった夫のリンドン・チャバックさんを、
パンデミック中に亡くすという体験をしています。
そんな時もイヴァナは、一度もクラスを休まずに続けようとしました。
その知らせを、初めてクラスでスタジオのメンバーたちにアナウンスした
時のイヴァナの言葉を、今でも覚えています。
”みんなが私に言いたいことはわかるけど、
「お悔やみ申し上げます（I am sorry)」という言葉を私にかけないで。
その言葉は他で十分にもらっているから。
私の使命は、自分が味わった体験を使ってあなたたちをエンパワーすること、
私にとって家族であるあなたたちから、お悔やみの言葉は必要ないわ”
そのイヴァナの言葉を聞いた時、スタジオの3列目に座っていた僕は、
何とも言えない感覚で、身体が暖かくなるという体験をしました。
パンデミック中の自分の夫の死、そんな時でも自分の教えを自分の生き様で実践する、
リーダーとしての凄みを見せてくれたと思います。
2021年夏のLAブートキャンプは僕にとって試練の日々でしたが、
それを乗り越えられたのは、間違いなくイヴァナのスピリットと共にあったからです。
イヴァナ・チャバックとは
初めての方もいると思うので、改めて紹介すると、イヴァナ・チャバックは、今では世界的に有名な数々のハリウッドスターたちをコーチングし、「ハリウッドの秘密兵器」とまで言われているアクティング・
コーチ（演技コーチ）です。
・ブラッド・ピット
・シャーリーズ・セロン
・ハル・ベリー
・ジム・キャリー
・シルベスター・スタローン
・メグ・ライアン
・ビヨンセ
・ガル・ガドット
・ジェームス・フランコ
・ジェイク・ギレンホール
・ジョン・ヴォイト
・エリザベス・シュー
・ジモン・ホンソー
・テレンス・ハワード
・キャサリン・キーナー
・ジャレッド・レト
イヴァナの提唱する「チャバック・テクニック」と出会ったことがきっかけに、役者としての才能が開花し、アカデミー賞、エミー賞、ゴールデン・グローブ賞、トニー賞、その他多くの国際的な映画・テレビ・舞台の賞にイヴァナの生徒たちが名を連ねているのは、決して偶然ではありません。
それほど効果の高い演技テクニックなのです。
イヴァナがエンパワーしてきた人々の言葉たち！
著名なハリウッド・スターを始め、日本においても、イヴァナの指導を受けた人たちの演技と人生は、
確実に好転しています！
「あなたはそこを表現する必要がある。この役柄（映画「Creed」におけるロッキー）はまさに、
そのような喪失感、悲しみに取り組んでいるのだから！」
になる方法を教えてくれました！
方法を発見するのを助けてくれます！
それがメジャーになった人の成功も喜んでくれて、すごく、ファミリーというか、大事にしてくれる。
主催者紹介
白石哲也：イヴァナ・チャバック・ワークショップ・ジャパン主催
チャバック・スタジオ認定講師、書籍「イヴァナ・チャバックの演技術」翻訳者
イヴァナの初来日ワークショップを実現させ500人以上を動員。以降東京とLAでイヴァナのワークショップを主催しつつ、認定講師としてもチャバック・テクニックを日本の俳優に伝え続けている。
真弓紗織：日本人女性初のイヴァナチャバック認定講師
イヴァナから受け取った「タフラブ」の伝道者。難しいと言われるイヴァナチャバックテクニックを使いこなすための、12のステップや感情日記をマスターする座学も担当。
イヴァナ・チャバック・ワークショップ・ジャパンについて
イヴァナ・チャバック・ワークショップ・ジャパン：「イヴァナ・チャバックの演技術」の翻訳者であり認定講師の白石哲也と日本人女性初認定講師の真弓紗織のダブル講師体制でイヴァナの演技術を日本に伝えている。イヴァナの来日ワークショップ、LAブートキャンプを主催。オンラインで演技クラスを定期的に開催している。クラスに関してはウェブサイトを参照ください。
プレイヤー申込ページ
注意！！！こちらは、プレイヤー参加申し込みページとなります！見学者参加希望者は、こちらへ！
2023年3月4日（土）、5日（日）※２日間で一つのワークショップです。
両日とも、10:00〜19:00 （予定なので前後する可能性あり）
都内（永田町付近予定）
16名：（応募人数が多い場合、審査制となります。ご了承ください）
2022年10月15日から12月31日まで。（審査の結果は2023年1月10日に発表予定）
・プレイヤー募集締め切り：2022年12月31日午後23時59分。
・審査結果発表：2023年1月10日予定（結果はメールでお知らせします）
・シーンパートナー＆課題発表：2023年2月18日（予定）
・会場での大道具など確認：2023年3月3日（金）午後3時〜5時（予定）
・本番ワークショップ：2023年3月4日（土）、5日（日）
＊ワークショップ後に懇親会を行います。
お申し込みはこちらから
ワークショップ（プレイヤー参加）についてよくある質問
- ２日間のWSですが、１日だけの参加も可能でしょうか？
プレイヤーに関しては不可能です。２日間で１つのプログラムなので、
基本２日間の参加が必須です。確実にスケジュールを確保した上で、お申込みください。
- 英語が全くわからないのですが、しっかり内容を理解できるでしょうか？
日本語の同時通訳がありますので、英語がわからなくても大丈夫です。ご安心ください。
- プレイヤー参加と見学者参加は何が違うのでしょうか？
イヴァナのワークショップでは、実際にイヴァナから直接指導を受けるプレイヤー参加と、
指導を見学する見学者参加の２つの参加の仕方があります。
イヴァナから直接指導が受けたいあなたは、ぜひプレイヤー参加にご応募ください。
但し、プレイヤーの参加枠は限定16名のため、審査の結果、参加できない可能性があることを
ご了承ください。
プレイヤーではなく見学者でも、プレイヤーへの指導を実際に見ることで、大きな学びを得ることができます。ワークショップでは数多くのインタラクティブな演習もあり、非常に充実した学びが
得られますので、見学の方も安心してご参加ください。
- テクニックのことを全く知らずに参加しても大丈夫ですか？
プレイヤーとして参加する場合、答えはノーです。書籍「イヴァナチャバックの演技術」を読み、12ステップのテクニックを使って準備をして頂く必要があります。開催2週間前にはシーンパートナーと演じるシーンが決まります。課題シーンをパートナーと少なくとも6時間から8時間以上の稽古をした上で、ワークショップ当日、イヴァナの前で演技をしていただくことになります。
- 最近、チャバック・テクニックについて知りました。イヴァナさんが来日する前にテクニックを学びたいのですが、どこで学べますか？
認定講師から学んでください。WS主催の白石・真弓もオンラインでイヴァナのテクニックを伝えていますので、当サイトのページをご覧ください。現在は12ステップのクラス、感情日記のクラス、それを終了した方が参加できるシーンワークのクラスを開講中です。最新情報を得たい方は、公式メールマガジンへ登録ください。
- プレイヤー16名を決定する審査の基準は何でしょうか？
東京WSに関して主催者がイヴァナからお願いされているのは、質の高い俳優を集めて欲しいということです。よって審査で最も重要視するのは、俳優としての経歴とイヴァナのテクニックの習熟度の２つです。それに加えて、本人の意欲、モチベーションの高さなども考慮させていただきます。
- プレイヤー参加希望者です。審査の結果、16名に入れなかった場合、どうなりますか？
基本、プレイヤーの選考に漏れた方は見学参加していただくことができます。見学を希望しない場合は、その旨を応募の際に記載ください。
- 英語ができるので、英語で演じたいのですが、可能ですか？
はい。もしあなたにとって英語が外国語であっても、海外で普通に生活していけるレベルの
英語力をお持ちであれば、英語でのチャレンジも歓迎します。
但し、演技をするよりも、英語を話すことで精一杯になってしまう可能性があるなら、
母国語の日本語でのチャレンジをお勧めします。
イヴァナが見るのはあなたの演技力であり、あなたの英語力ではないからです。
英語が母国語の方はもちろん、英語でチャレンジしてください！
- イヴァナさんから直接指導を受ける場は、東京ワークショップ以外にはないのでしょうか？
白石と真弓が主催するLAブートキャンプがあります。これは、LAのイヴァナのスタジオで行われる
日本人向けの2週間の集中特訓プログラムです。ご興味がある方は、お問い合わせください。
イヴァナからのメッセージ
３年も続いたパンデミックの後だからこそ、
私たちは自分たちを苦しめたものに向き合い、
進化・成長する必要があります。
より優れた俳優・脚本家・監督になるだけでなく、
より優れた人間、より幸せな人間になるために、共に学びましょう！
2023年、日本であなたと再会できるのを楽しみにしています
イヴァナ・マジックを目撃するチャンスを是非、お見逃しなく!!
お申し込みはこちらから！
最後に
イヴァナ本人もパンデミックから大きな影響を受けました。
ロックダウンが実行されたLAでは、イヴァナのスタジオも長期間の閉鎖を余儀なくされました。
世界中を飛び回って行っていたワークショップも開催できなくなりました。
イヴァナのスタジオがあるメルローズ通りでは、略奪が横行しました。
しかし、こんな時代だからこそ本領を発揮するのがイヴァナのテクニックです。
オンライン・クラスの始動、新たな講師の養成、老朽化したスタジオの改築など、
パンデミック中にもイヴァナは次々と手を打ちました。
逆境をパワーに、トラウマを燃料に、そして闇を光に変えるのがチャバック・テクニックです。
この３年の間に起きたあらゆる問題、課題、恐怖、不安を光に変えよう！
こんな時代だからこそ、アーティストがリーダーシップを取り、世界に希望の光を掲げよう！
あれから３年、そんな自分自身の教えを生き様で体現するイヴァナが、
いよいよ日本に帰ってきます。
日本と世界をインスパイアし、エンパワーするために。
皆さんの合流をお待ちしています！
Empowerment through the arts!
白石哲也