いよいよ迫ってきた今週末のワークショップですが、事前準備は進んでいるでしょうか?


今回は、プレイヤーの方も見学の方も初めての方が多いです。
 
イヴァナがどういう人で、どういうワークショップをしているのか
(なぜ二日間必要なのか)もわからないまま、こうして参加する勇
気を持ってくださった皆さんには感謝しかありません。


だからこそ、僕がイヴァナから受け取ってたものは、出来る限り皆
さんにお伝えしておきたいです(イヴァナの熱い想いは、受け取るだけでもいっぱいいっぱいなのですが^^)。


現時点でお伝えできることは、参加するにあたり、知っておいた方
がよい事、準備しておいた方が良いことです。



まず、1点目。


これは言うまでもない事だと思いますが、書籍「イヴァナ・チャバックの演技術」をできる限り、熟読してきてください。
 
イヴァナの指導は全て、この書籍に基づいて行われます。


ワークショップの最後にはQ&Aがあるのですが、大抵の場合「本
は読んだの?」という返事になってしまいます^^;


本の読解が進んでいればいるほど、ワークショップで得られるもの
は大きいです。ぜひラスト・スパートをかけてくださいね!


2点目。


イヴァナのワークショップでは、人が墓場まで持っていこうと思っ
ていたこと、一生涯、秘密にしようと思っていたような情報が開示
され、飛び交う可能性があります。



イヴァナは、


「私も自分の秘密を開示するから、皆さんも勇気を持って自分のこ
とを開示して欲しい。

みんなが安心して自己開示ができるように、この場の安全・安心が
とても大事。

この場で見たこと、聞いたことを決して外に漏らさないと誓ってもらえますか?」


そう皆さんに問いかけてからワークショップは始まります。


この流れは全世界共通です。


僕もこのイヴァナの想いを充分過ぎるくらいに受け取っているため
、日本ではイヴァナとの約束と共に、おひとりおひとりに誓約書を
提出していただいています。みんながそれだけ「いのち」を賭けるワークショップなのです!



その想いを伝えた後に、幾つかの大事なテクニックの解説をします




まずは、イヴァナが最も大事にしているテクニックである、感情日
記(エモーショナル・ダイアリー)です。


どれだけ凄いのか?


英語がわかる方はぜひご参考にしてください。https://w
ww.youtube.com/watch?v=XvkGsG81nV0&t=441s



過去の参加者の方はよくご存知だと思いますが、このテクニックは
、この2日間に渡り、何度も何度もプレイヤー、見学者の全員で行
っていくことになります。



参加者全員のために、ワークショップの序盤でしっかりと説明があ
ると思います。



感情日記の基本は、書籍「イヴァナ・チャバックの演技術」の26
9ページ「感情日記のつけ方」を参照してください。



自分で何度か練習した後、イヴァナの説明を受けて会場でやってみ
たほうが学びは深まると思いますので、ぜひこのツールに馴染むようにしてください。



次に、ケミストリーのエクササイズです。



これもワークショップの前半で必ず解説され、全員でエクササイズ
を行いますので、本の308ページ、309ページのケミストリー
の説明にも必ず目を通しておいてくださいね。



「感情日記」「ケミストリー」の説明、実践があり、それから順番
にシーンワークが行われていくはずです。



今回行われるのは8つのシーンです。


「サンシャイン・クリーニング」
「ノー・カントリー」
「キッズ・オーライト」
「ジーア/悲劇のスーパーモデル」

「ジャッジ 裁かれる判事」
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
「ウォーキング・アンド・トーキング」
「愛を読む人」




この8つのシーンが次々と演じられていきます。
(この順番ではありません。順番は当日までプレイヤーにも知らさ
れていません)



イヴァナは、今回はこの8つのシーンのテーマを通して、テクニッ
クの大事な部分を一つ一つカバーしていきます。



例えば、「ノーカントリー」であれば、生と死について。


「ジーア/ 悲劇のスーパーモデル」であれば、ドラッグ依存について。


「マンチェスター・バイ・ザ・シー」であれば、罪悪感の扱い方に
ついてや「赤ちゃん」と言う存在について。



などなど、上記はあくまで僕が考えた参考例ですが、各シーンにそ
れぞれ、学んでもらいたいエッセンスがあります。



時には本の283ページ以降の、12ステップ以外のツールも幾つ
か紹介されると思いますし、本には載っていないエクササイズも行
われることがあります(多分、ノー・カントリーで、内臓エクササ
イズというものが行われると思います)。



シーンワークでは、各テーマごとに、演じてくれるプレイヤー一人
一人の人生経験を掘り起こし、プレイヤー自身とキャラクターがつ
ながっていくように、イヴァナが導いていきます。



また、シーンそれぞれに、「シーンの目的」を突き止めた上で、感
情日記をやる機会が多くなります。



その際は、見学者の皆さんにもインタラクティブにこのエクササイ
ズをやっていただきます。



時にはイヴァナが、「何が出てきた?」と見学者の皆さんに問いか
け、見学者にも、自分のストーリーを語ってもらうこともあると思
います。



見学者の皆さんも当日はぜひ、オープンな心を持って、主体的に参
加していただきたいと思います。



プレイヤーはシーンを演じるにあたり、自分の人生の中の恐れに向
き合うことになります。その際に、自分のvulnerable (傷つきやすい)部分に触れると思いますが、その部分を勇気を持
って乗り越えられるかが、アーティストとしての成長の鍵になりま
す。そして、それは見学者も同じです。



イヴァナが問いかける質問にぜひ、積極的に関わっていってくださ
い。リスクの高い選択をしてみてください。


初日は、とにかく、チャバック・テクニックのいろいろな側面をカ
バーしていくので、非常に密度の濃い、おそらく、
プレイヤーも見学者も、全員がぐったりと疲れる(けれど不思議な
充実感と高揚感にあふれる)一日となると思います。


2日目はいきなりシーンワークです。



プレイヤーたちは、初日の指導を受けた後、夜に3時間以上のリハ
ーサルをするように言われていますので、この時はもう、
全力を出し切って、ある意味、全てを手放すような感覚になってい
ると思います。


2日目は、初日とは逆の順番で、プレイヤーたちがもう一度同じシ
ーンを演じていきます。



初日よりもぐっと速いペースで進んでいきますが、プレイヤーの演
技に、初日とどれだけの違いが生まれるかが、このワークショップ
の醍醐味でもあります。


初日で進んだところから始めて、イヴァナは、更にその先へと参加
者全員を導いていってくれるでしょう。



2日間で起こる驚くべき変化を、あなたのその目にしっかりと焼き付けてくださいね!



さて、先に紹介しましたが、シーンワークが全て終わった後にはQ
&Aが行われます。



全員の質問を受けることはできないので、事前に皆さんの質問を受
け付けておき、イヴァナと主催者で、全員の学びになる、
と思われるものを選ばせていただき、イヴァナに答えてもらいます




2日目の終了は5時くらいになる予定です。



とにかく、盛りだくさんの内容なので、
愉しみにしていてください!



このワークショップが、あなたの人生の突破口になりますように!!

Empowerment through the arts!
白石哲也


ワークショップお申し込みは、あと数日で扉が閉じます(受付は31日まで;当日参加はできません)

★来日ワークショップ見学はこちら!
https://www.reservestock.jp/events/381003
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